QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
mc1397

2023年06月03日

源さんの夢

源さんの夢パート3
「源さん 主夫になる!?」

 2020年以降のコロナ禍、2023年5月8日以降は、新型コロナウイルスの感染症上の扱いがインフルエンザと同じようになりました。しかし、ウイルスが消滅したわけではないので、感染の恐れは常にあります。感染予防は、個々の判断とされていますが、感染状況の発表が週1回なので、どのようになっているのか分からず、不安な状態にもあります。マスクの着用も個々の判断とかで、外出の際、人の動向を気にしながらの着用のようです。ここにも日本人らしさが出ているようです。いわゆる横並び同調圧でしょうか。
 さて、源さんは、家内の買い物には無頓着でしたが、2020年以降は買い物に随行しています。理由は定かではありませんが、家にいる時間が長くなり、テレビ相手にブツブツ言う源さんを見て、(この人、このままでは確実にボケると思った)妻が源さんを引っ張り出したというのが、本当のところでしょう。では、その様子をみましょう。

 買い物の行き先は、いつものショッピングセンターで、源さんの役割はカート押しです。奥さんが商品を選び、源さんが受け取ってカートのカゴに入れるだけのことですが、源さんに言わせれば、雑多に入れるか、きちんと入れるかで、その人の生きてきた人生が分かるとか。そんな大層なことではないのに拘ります。重量のあるものは下に入れて、軽いものやつぶれそうになる商品は上に置くということですが、奥さんはそんなことは無頓着で、重かろうが軽かろうが選んだ商品をポンポンと源さんに渡します。受け取った源さんは、その都度、かごの中の商品を上へ下へと置き換えます。傍から見てると、滑稽に見えますが、源さんは必至で作業をします。この頃、やっと源さんも学習し、奥さんの買い物のルートや商品を選ぶ順番が分かるようになり、少し余裕が出てきたようです。そこで、源さんの次の関心事は、人間観察です。源さんに言わせると、「最近、夫婦で買い物に来ている人が多くなったね。ありゃ見ていると面白いよ。いろんなパターンがあるからね。」と教えてくれました。そのパターンとは。
コガモ型
親ガモ(妻)の後を忠実についていき、商品をカートに納めます。可もなく不可もない普通のタイプ

夫唱婦随型
夫唱婦随タイプは最近、あまり見かけません。買い物に限って言えば、婦唱夫随が一般的ですが、夫が商品を指差し、妻が商品を取ってカートに入れて押すタイプで、財布はがっちり夫が握っています。

監視型
妻が最も嫌がるタイプで、何を買うのか、高くないのかなどいちいち監視する。

無頓着型
俺たちは夫婦じゃないぜというかのように、お互いに知らん顔しつつも、付かず離れずに買い物をするタイプ。そんなに無理をしなくてもいいのにね。

議論型
商品の前で必ず手に取り、新鮮かどうか、消費期限はどうかなど夫婦で議論する。後ろで待っている人を気にせずに納得いくまで話し合って決めるタイプで、ほほえましいと言えるけれど、はた迷惑なタイプでもある。

評論家型
妻が選んだ商品の価格や新鮮度、他店との比較など評論しながらの買い物。監視型と議論型をミックスしたタイプ。

クルクル型
 夫は店内でカートを押しながら、妻が商品を取るのを待っているが、辺りを見回し、買い物客がいないのを確認してから、カートをクルクル回して遊ぶ。まるで子どものようである。それを見て、親指を立ててメッと夫をにらみ、何事かを言う妻。多分、(ナニ子どもみたいなことをしてるのよ。恥ずかしいったらないわ)と言っているのだろう。店内だから、それ以上のことに発展しないが、恐らく、帰宅後に何か起こりそうな気配がしている。無事に終わることを祈る。

宅配型
買い物には一緒に行くものの、買い物は妻任せで、自分は書店や100均を回り、買い物袋を車まで運ぶタイプ。妻にしてみれば、気兼ねなく買い物ができ、重い買い物袋は夫任せで、いわば宅配タイプです。

 源さん、お得意の人間観察論を聞かせていただいたが、「ところで、源さんはどのタイプ?」と問われ、周りを見渡して「えっ、妻がいない」と動揺しています。どうも、源さんは、置いてけ堀のようで、タイプとしては、昼行燈型(いてもいなくても影響なし)のようです。ではまたお会いしましょう。ヤッホー


この記事へのトラックバックURL