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mc1397

2023年11月30日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その40
50代からの仕事術

 40代まではガムシャラに働いてきたサラリーマン。50歳からは今までの成果で行く道が決まる。重役陣に食い込めるか、最前線のままで定年を迎えるのかの瀬戸際だ。どうする?そこでこじつけ先生の50代からの仕事について考えようとの口上で高座の始まり始まり。

50代からの仕事の構え
 50代の中高年サラリーマンは仕事の意義を見失いつつある。モチベーションの低下が問題視されている。なぜか。管理職の実態を見ると、部長職に就くのは早ければ30代後半から40代後半にかけてその職に就く。大体、部長職の年齢構成比率は50代で27%くらい、50代でピークを打つと言われている。その後、60代では3~8%くらいまで減少する。部長職まで上り詰める人は少ないので、大体、課長職で打ち止めの人が大半ではなかろうか。深刻なのは、課長職で65歳定年まで到達できる人は少なくなっている。60歳になる頃から役職定年で部長や課長職から身を引き、決裁ラインから肩書なしのスタッフに移籍することになる。これは公務員の世界でも例外ではない。国家・地方公務員法が改正され、役職定年制がすでに導入されている。もちろん給料も減給となる。聞くところによると8割支給となるらしい。管理職手当がなくなるので、手取りはもっと減ることになるだろう。手取りが減れば、人生設計に支障が来す方もあろう。世界で起きているような紛争が家庭内でも起きるかもしれない。ではどうする?
 40代までは仕事で頑張ればそれなりに給料とか役職で報われてきたが、50代に入ると、頑張りよりその人の総合力がモノをいう。「運」も「ツキ」もその一つだ。役員というボードに入るためには、人脈や「運」の要素が大きく左右するだろう。部長から上のポストは狭き門。同期や前後の世代が部長のポストに就くと勝敗は決する。このご時世、転職したって今の地位と同じ職に就くことは難しい。仕事人間にとって出世の道が閉ざされたとき、どうするのだろうね。燃え尽き症候群になってしまうのだろうか。そうならないためにどうする?

50代からの仕事術・・・3条件を意識せよ
ある経営コンサルタントによると、50歳から自分らしくイキイキと働くための3条件があるとか。
① 自分のやりたいことをやろう。
② 自分が得意なこと、強みを活かそう。
③ 社会に貢献しよう。
 これらの条件は相互に関連している。「やりたいことをする」⇒「得意、強みになる」⇒「社会に貢献する」⇒「認められる。仕事につながる」というように3条件が関連し合って伸びていくとコンサルの方は助言している。

仕事に快適性や健康管理を
 仕事は趣味ではないから、3条件に合うような仕事を見つけよう。「50歳になってから考える」では遅い。40代の頃から意識して50代以降の仕事を見つけること。そのためには「自分がどんな人間か」を知り、どんな仕事が合っているのかを探ることだ。
 別に転職する必要はない。長年の経験や実績から身に付いた「判断力」があるので、今の仕事をしながら、若い頃のような無理は避けて、仕事の環境を改善しつつ快適性や健康管理に努めることも大事だ。40代までガムシャラに働いてきたが、50代からは無理をせず、仕事を管理し、規則正しい生活や仕事に心掛けて60代以降の生活や仕事の在り方を見据える準備も大切ではなかろうか。

 家庭を持つ方々は自分一人で決めるわけにはいかない。妻や子どもと話し合って判断しないと、家庭内紛争が起きるかもしれない。こじつけ先生にとってこの世で一番奥さんがおっかない(家内)のだ。クワバラクワバラ。ではまたバイバイキ~ン



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