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2023年12月10日

こじつけ先生の世相ナンチャッテ高座

こじつけ先生の世相ナンチャッテ高座その4
「いただき女子」VS「いただき議員」

「いただき女子」リリィ 1億5千万円
 今年の世相で話題をさらったのが「いただき女子」リリィの「おぢ」からの「いただき」で、現在公判中だが、中高年の「おぢ」から約1億5千万円を詐取(貢がせた)したとか。リリィはその詐取金のほとんどをホストに貢いでいる。本人曰く「ホストをナンバー1にすることに自分の価値がある」とか。だまされた「おぢ」たちは純粋にリリィを苦境から救おうと、コツコツ貯めたお金を貢いだのだろう。世間的に見れば、バカな奴らだと思うのが普通だ。本人たちの騙されたと分かっていても、リリィを救いたいという気持ちに対し、切ないなあと感じる。年明けには判決が下されるようだが、実刑は免れないのだろう。
 このリリィが出した「おぢ」をだますテクニックのマニュアルを購入して実践したある女子の裁判も進んでいて、マニュアルどおりに実践したところ、「おぢ」たちはコロッと騙されてお金を貢いできたとか。
 かつてこの種の犯罪は、男が主導した「美人局」であったが、いまでは逆転し、おなご(女子)が主導するようになったのか。また、その動機はホスト通いをするためと聞くと、その心のうちは何だろうか。単に男が欲しいだけではないだろう。寂しい心があるのだろうか。こうして、ホストの歓心を買うために、詐欺を働くおなごがいる一方で、「たちんぼ」(売春)で稼ぐおなごもいるとのこと。そしておなごを買う奴らもいる。所詮は男と女の宿命のゲームだろうか。まっとうに働けよと言いたいが、所詮は爺のつぶやきに過ぎない。

「いただき議員」は政治から身を引け
 今、世間を騒がせているのが自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティー裏金問題だ。松野官房長官を始めとした安倍派幹部6人がパーティー券販売ノルマを超えた売り上げからキックバック(還流)を受けたとの疑惑である。
 先月、政治ジャーナリストから「検察は大物議員を狙っている」との観測が流されていた。東京地検特捜部はエース級の検事の投入や全国からの検事の動員で捜査に当たっているとのこと。臨時国会閉会後の13日以降、疑惑議員の任意聴取、家宅捜査に入ると思われる。もうすでに秘書らの任意聴取も進み、容疑を固めているのではなかろうか。
 岸田首相はうつろな目で記者会見をしているが、松野官房長官らの安倍派からの大臣や党役員の更迭、内閣改造の検討などドタバタが始まったようだ。岸田政権の崩壊は止められないだろう。水面下では、次期首相の選定が進められているらしい。かつて、ロッキード疑惑で田中政権が倒れた後は、当時小派閥であった三木武夫氏が首相となった。その後、三木氏から海部俊樹氏へと小派閥ながら、自民党の危機の折には小派閥から首相が選出された経緯から見ると、岸田首相の後は冷遇されている石破氏あたりにお鉢が回るかもしれない。しかし、人事だけで済むような問題ではない。本質的な問題は、政治とカネの問題に正面に取り組めるかどうかなのだ。小手先だけで済ませようとすると、国民から見放されるだろう。
「いただき議員」は政治から身を引いていただきたい。

だらしない野党に意見する 野党議員は全員辞任せよ
 国会の質疑を観ていても、野党議員の追及は甘いというか、何とももどかしい。週刊誌ネタなど報道に頼っているから、質疑の追及も緩いものになってしまう。かつて、「総理、そーり」を連呼した議員のようになぜ食い下がらないのか。政治とカネの問題は自民党だけのことではなく、野党にも及ぶので、腰が引けているのかもしれない。衆議院議員の任期は後半に入っている。いつ解散があってもおかしくないが、岸田政権は解散できる状況にないので、今こそ国民に信を問うべきではないか。自民党が解散に応じなくても、野党の議員全員が辞任すれば国会は持たないだろう。解散して国民に信を問うことになるだろう。そこまでの断を下せるのか。野党にも問いかけたい。

真面目な議員もいる
 こじつけ先生は、政治とは距離をおいていたが、知り合いから誘われて政治資金パーティーに何度か出たことがある。自民党系のパーティーは業界や地方議員など2千人位をホテルの大会場に集めて行われるが、チケットの売り上げはその倍以上と言われている。しかも、利益率は9割以上とか。パーティーの飲食は大したものはなく、テーブルごとに大皿で寿司、から揚げ、つまみ、ケーキなどが出されているが、乾杯前からつまみ食いがされ、乾杯とともに一斉に箸を伸ばすので、すぐになくなってしまう軽食パーティーであるが、主催者から見れば「打ち出の小槌」なのだ。
 こじつけ先生が感心したパーティーがある。自民党系議員のこじんまりとしたパーティーで、主催者は、大臣経験はあるものの、辛口な人なので、党内では優遇されていないが、なぜか国民には受けるので、メディアにはよく出ている人だ。議員は丸テーブルを回りながら、出席者に挨拶をしており、こじつけ先生のテーブルに来た時、なぜかバタッと倒れてしまった。あれぇ、どうしたの?まさか脳内出血かと会場は騒然となったが、周りに支えられて議員は立ち上がりながら、「今日は朝から面会やら会議やらで昼食を取る間もなく、ここに来たので、腹が減って目がグルグル回ってしまって、醜態を見せました」と述べた。真面目な議員がいるものだとこじつけ先生は感心したとさ。ではまた


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