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mc1397

2023年07月31日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その12
『は行』の嘆き

今回の高座もサラリーマンへの教訓を述べたいと思いますとの口上。例によって、ネタ帳の古びた黄色いコクヨノートを手に高座の始まり始まり。

☆は 八方ふさがりの岸田政権
 7月の世論調査では、岸田政権への支持率は28%とか34.3%の続落。不支持率は65%とか48.6%とか、もう立ってはいられない、いつ倒れてもおかしくない数字。その要因の一つは、マイナンバーカードを巡るトラブルの続出にある。その他国内では九州北部、中国地方、秋田などでは豪雨被害が発生しているにもかかわらず、外交を得意とする首相は、頻繁に首脳外交を行っている。被災者の命と暮らしを守ることが最優先されていない。また、昨年来の物価高に対しても、効果的な政策が打ち出されず、目玉である「異次元の少子化対策」も従来の政策をなぞっているに過ぎない。その一方で、防衛関連予算は倍増など民意から外れた政策立案に国民は不安を感じているのではないだろうか。岸田政権の政策を支える官僚群はヤル気がないのか、劣化しているのか、お粗末の一言。

☆ひ ひまわり
 ひまわりの映画を知っていますか?ソフィア・ローレンが第2次世界大戦で出征した夫を探しにウクライナの地へ。そこで見たものは新たな家族と夫の姿・・・ウクライナの大地に咲くひまわりの群生はとてもきれいでした。それが今ではロシアによる破壊で見ることができない。いつの日か復興を祈らずにはいられない。

☆ふ 物価高
 今年の春闘で30年ぶりの賃上げかと思ったら、それ以上の物価高騰。いつになったら落ち着くのかしら。この国は、外圧に弱く、政策で経済を誘導できないことは以前から分かり切っていたけど、あまりにもひどいじゃあ~りませんか。

☆へ ヘルパンギーナって知ってる?
 子どもの夏風邪の一種で乳幼児に多く診られるウイルス性の感染症とかで流行している。新型コロナウイルスと同じように手洗い、消毒、マスクなどで予防しましょう。

☆ほ ホットラインで危機回避を
  wikipediaによると、ホットラインは二か国の政府首脳が非常時に直接対話ができるように設置された直通回線を指した用語とのこと。キューバ危機を回避するために1963年8月30日に設けられた米ソホットラインが最初らしい。今では主要国間のみならず、紛争を抱える国家間でも非常時の危機を回避するために設置されている。また、「こころの相談」や「身の上相談」などにおいても緊急用としてホットラインが活用されている。
 では、夫婦間のホットラインはあるのだろうか。一つ屋根の下、一つの布団の中でコソコソムニャムニャしていれば、ラインは不要だが、もうそういう関係ではない方々はどうしているのだろうか。ひょっとして、そのような方々のためのコールドラインのようなものはあるのだろうか。検索しても該当はありませんでした。

 以上で高座は終了。では、次回は「ま行」ですが、できるかな、どうかな、まあ何とかなるでしょう。今までもそうしてやってきたのだから。バイバイピ~
  

Posted by mc1397 at 09:48Comments(0)TrackBack(0)

2023年07月27日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その11
『な行』の戒め

これはあまり知られていないことだけど、ヒラサラリーマンのための「な行」の戒めなるものがある。これがまた面白いんだよなぁとの口上。例によって、ネタ帳の古びた黄色いコクヨノートを手に高座の始まり始まり。

☆な 職場の女に手を出す
「手近なところで手を打とう」なんてコソクな考えは止めなさい。女房一人でも持て余しているのに、何も会社でもう一人の女を持つこともない。大体、女性は監視が好きなのだ。家庭で見張られ、会社でも見張られてちゃ息が抜けない。そこでヨソで女を作らなきゃ息が抜けない。そこでまた見張られて・・・だからボクは女房一筋。ちなみに小生は社内恋愛である。

☆に 公金の使途は明確
 私的金銭の使途は女房さえごまかせば明確でなくても構わない。しかし、公金の使途は明確にしないと大変なことになる。会社や行政組織の公金を使い込み、バレて告発・逮捕・起訴される事例は数多ある。
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」という大盗人の石川五右衛門の辞世の歌。“浜の砂がたとえ尽きることがあろうとも、この世の中に盗人がいなくなることはない。なぜなら盗人の種が尽きることがないからだ”という意味だ。ちなみに石川五右衛門は「釜ゆでの刑」に処せられたとのこと。400年以上経った現代も変わらない。むしろ宝石店や時計店などを白昼堂々と押し入る犯罪が多発している。闇バイトで募集された若者が唆されて犯行が行われている。実行役、指示役の上部の主犯は誰か分からない仕組とか。石川五右衛門は現代の犯罪を見て、盗人の良心に反すると思うのだろうか。怖い世の中である。

☆ぬ 仕事に厳しく身を律し、弱みを作ってはなら
 弱みを握られることを世間では「アイツの○○タマ」を握ったと昭和までの人間は言うそうな。上役であろうと部下であろうと、弱みを握っても握られてはいけない。握るのは愛する妻だけでいい。

☆ね たむよりねたまれろ
 人間は、ねたむようになると、人品骨柄がいやらしくなる。反面、ねたまれる人間はどこか輝いている。かつて大分県が一品一村運動を行って、全国的に有名になったが、会社や行政、市民団体などの組織も一人一芸運動を繰り広げてはどうか。将棋でも碁でも、園芸、スポーツ、カレー作り、カラオケなどこれだけは負けないという特技を持とう。芸は身を助けるというではないか。
(後日談であるが、受講生から「こじつけ先生の特技は何か」と聞かれ、先生は「七色仮面」と答えたそうな。その心は、ある時はこじつけ先生、ある時はモノ申すオジサン、ある時は源さんである。あとの四つは・・・公言出来ないとのことです。聞いてみたいなあ)

☆の んでも乱れるな
 これはもうアタリキシャリキのこと。「酒の上のことだから」はサラリーマンの世界では通用しない。大体テキは酒を飲ませてこっちのホンネを聞き出そうとしているのだ。そこで乱れるなんて下の下ではないか。上役にしてみれば酒を飲んで乱れる部下はカワイイ。なぜなら彼らは酒を飲ませておけば適当に乱れるし、酒さえ飲まさなければマジメに仕事をするわけだ。これほど飼育しやすい部下はいない。これは昭和の時代の話で、平成以後、ICTの進化、交際費や管理職手当の減額、最近は物価高による家計直撃の余波を受けての小遣いの減額など先立つものが寂しい限りだ。飲んで乱れたいと密かに思いつつ昔を懐かしんでいるオジサンに心の平安はない。

 こじつけ先生のボヤキです。今思えば、小生が現役当時、口頭注意から始まって、文書注意、訓戒、戒告という戒めの日々だったな。幸いにして、減給、停職、免職という最悪の処分はなく、無事定年を迎えられたことでよしとしようとこじつけ先生は半生を振り返ったとのこと。しかし、褒められたという記憶はないね。人間なんて、感謝状一枚で、オレの頑張りが認められたぜ、明日も頑張ろうって単純に考えるから、費用をかけずに働かせるいい方法の一つが表彰制度だよね。表彰は前向きなヤル気を引き出し、人を元気にさせる不思議な力を秘めている。人は褒められると嬉しくなる。なぜ嬉しくなるのかと言うと、自分という存在が認められるからだ。認められるという「承認」がヤル気や元気の源泉になる。なんか、くどい内容になってしまうので、本日はこれにて終了。次回は「は行」か。はぁ・・・ため息が出るけど何とかなるでしょう。バイバイピ~

  

Posted by mc1397 at 09:53Comments(0)TrackBack(0)

2023年07月25日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その10
『た行』の教え

今回の高座もサラリーマンへの教訓を述べたいと思いますとの口上。例によって、古びた黄色いコクヨノートを手に高座の始まり始まり。

☆た 頼まれちゃあイヤと言えない
 上司からこれ頼むよとよく言われる人がいる。これは君を信頼して頼むんだよという意味でもあるし、人によっては頼みやすい性格だからということもある。まぁ何にしても上司からの仕事は断れない。もしイヤだと思ったら、適当にやることだ。そうすると、次からは頼まれることもないだろう。ただし、人を見てやらないと「ドボンこくぞ」とはある人の口癖だが、真理でもある。

☆ち 小さくまとまるな
 これは平成の時代の1993年に放映されたテレビドラマ「チャンス!」の中で主人公がよく言うセリフ「小さくまとまんなよ」。近年、ビール会社のコマーシャルで「丸くなるな。星になれ」というフレーズがある。小さく起承転結、自己納得してしまう人が多い中で、多少破天荒な部分があってもいいのでは。
 民間であれ、自治体であれ、横並びの事業展開では埋没してしまう。特に地方自治体においては、少子高齢化が加速し、人口減少が避けられないので、積極的に政策提案し行動することが求められている。ヒントは住民の中にある。積極的に役所から飛び出て、住民と話し合う姿勢を求めたい。

☆つ 疲れたら休め
 勤労は美徳でも病気になったらドボンですぞ。疲れたらリフレッシュしましょう。若いうちの使い過ぎは年を取ってから響くと言われる。肉体的に影響するのか、精神的に影響するのかは個体差がある。アッチの話ではなく、小生の場合はどうも頭部のほうが・・・

☆て 天網かいかいまじめにやれ
 原語は「天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず」で、これは悪いことはできないということ。政治家だけでなく、我々庶民も自戒しましょう。「天網かいかいまじめにやれ」とは、まじめに仕事をしていれば、いずれ報われて出世するという造語。ほらキミの周りをみてごらん。努力して今の地位にある人いませんか。えっ何十年も同じポストの人がいるって。それはあれですよ。島倉千代子の♬人生いろいろ♬ですよ。

☆と 年寄り笑うな 行く道だもの
 これの原語は「子ども叱るな 来た道だもの 年寄り笑うな 行く道だもの」で永六輔さんが犬山で収集したもの(永六輔「無名人名語録」)。昭和の時代の話で恐縮だが、ワープロ打てない、パソコンさわれない年寄り職員が邪魔扱いされたことがあった。笑ってはいけない。なぜなら、電卓がないときはソロバンで、自動印刷機がないときは手刷りのガリ版印刷で仕事を支えてきた人たちだから、今の仕事のやり方についていけなくてもカバーしてやりなさい。そのうちキミが年を取って、今より機器が進んで使いこなせなくなっても、若い人に笑われないようにこの教訓を大事にしましょう。

 以上で高座は終了。次回は「な行」ですが、いつアップできるかどうか、難儀しています。危険な夏の暑さですのでご自愛ください。バイバイピ~

  

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2023年07月22日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その9
『さ行』の叫び

今回の高座もサラリーマンへの教訓を述べたいと思いますとの口上。例によって、古びた黄色いコクヨノートを手に高座の始まり始まり。

☆さ 西郷隆盛の遺訓「国に功労ある人には賞を与えよ」
 西郷どんは「功労があるからといって地位を与えてはならない。地位を与えるにはふさわしい見識がなければならない。もし功労に報いるために見識なき人物に地位を与えると、それは国家崩壊の原因となる」と言っている。これを企業に例えると、「もし功労に報いるために見識なき人物に地位を与えると、それは企業崩壊の原因となる」。くどいようだが、これを市役所に当てはめると・・・(なんかむなしいですな)

☆し 消費税を何とかしてほしい
 平成元年から始まった消費税。最初は3%だったけど、それが5%、8%となり、今では10%(食料品は8%)。年間21兆円の税収となり、失われた30年の中で、右肩上がりは消費税だけ。昨今のエネルギ不足や原材料不足による物価高騰に連動し、消費税がボディブローみたいに響いてくる。消費税の使い道も当初の福祉分野の財源措置から借金の返済や国の予算不足の補充みたいに使途されているようだ。経済成長のためには、消費の拡大が不可欠なので、それの足を引っ張る消費税率は元の3%か5%に下げてほしいと七夕の短冊に書いておいたが、願いは通じるかしら。

☆す すばらしいサラリーマンであるための十か条
① 休まず永く務めること。
② 自分の職業を認識し行動すること。社内だけで仕事をしているという考え方では一人前とは言えない。社外で通用してこそプロサラリーマン。
③ 教養、常識、話題を身に付けること。役所の常識が世間の常識とは限らない。社の風格は社員で決まる。
④ 楽しい生活、楽しい仕事、生活に計画性を。いずれ課長になり、部長になり、やがては・・・そういう夢を持って働きましょう。
⑤ 人に親切にすること。人に親切にされること。これで職場のトラブルはなくなります。
⑥ 清潔でさわやかに。ネクタイは曲がっていないか。靴は磨いてきたか。ワイシャツは・・・
⑦ お客様は王様。
⑧ サービスは自然に。作ったサービス、ゴマスリは効果なし。
⑨ 会社の繫盛はサラリーマンの繁盛。とは言うものの財布の中身はいっこうに増えず。
⑩ ロマンを語れる魅力ある人に。
(裏話ですが、この十か条は「すばらしいホステスであるために」という業界裏本をヒントにしたもので、だいぶムリがあるとこじつけ先生は語っている。)

☆せ ヤッテミテ イッテキカテ サテミテ ホメテヤラネバ 人ハ動カジとは山本五十六の弁。人を動かすのは難しい。

☆そ その気になれ!
仕事でも♂と♀の関係でもその気にならないと上手くいかない。人でも自分でもその気にさせるテクニックがいりますぞ。

 以上で高座は終了。次回は「た行」ですが、だいぶきつくなってきました。頭が硬化症になりつつあるのでしょうか。バイバイピ~
  

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2023年07月18日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その8
『か行』の悟り

 今回の高座は、前回に続きサラリーマンへの教訓を述べたいと思いますとの口上。例によって、ネタ帳の古びた黄色いコクヨノートを手に高座の始まり始まり。

☆からんでもシラフでからむな
「飲んで上役にからむ」のもサラリーマンなら、「飲んだら上役にからまない」のもサラリーマンだ。しかし、飲んで適当にからんでくれたほうがホンネが出て可愛いと上役は思っている。シラフで不平不満をネチネチやられたら、さすがの上役もたまったもんじゃない。シラフで「こんな会社辞めてやる」と口走ると、上役たるもの「そうか」と言わざるを得ない。これが酒の席だったら『ひとつ屋根の下』で働く同志愛で何とかなるものを。

☆聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥
 情報を独り占めする人がいる。会社や行政などの組織では、一匹狼では所詮やれることはたかが知れている。情報は多くの人が知ってこそ価値がある。また、仕事の上で知りえたことはその人だけの財産ではない。聞かれたらもったいぶらずに教えよう。ただ、年を取ってからホントつまらないことを聞くことはやめたほうがいい。自らの限界をさらけだすようなものだ。

☆苦情こそ仕事の改善の師
『か行』の悟りの中で一番言いたいことはこれ。現代は苦情(クレーム)社会。あらゆるものにクレームが付けられる。言わないと損だと言う変な権利意識がはびこっている。その第一の標的が行政の窓口だ。クレームには良いものと悪いものがある。良いクレームは我々の仕事を改善させてくれるが、悪いクレームは単なる難癖、嫌がらせ、八つ当たりにすぎない。この辺の見極めが大切だ。

☆けんかは大いにせい
「最近はみんな同調圧力の仲良しクラブみたいになっちまって、ケンカを恐れてちゃ、人間大きくなれねぇよ。小さくまとまんなよ」とモノ申すオジサンの弁。「くれぐれも手を出さないようにね」は、こじつけ先生の弁。

☆困ったときの〇〇頼みになれ
 長い人生の中で、一人で対応できないことは多々あるようだ。そんなとき一人でクヨクヨ悩んで『十二指腸潰瘍』になるよりは、相談できる人を持つとよい。できればそんな頼りにされる人になってほしい。

 以上で昭和の匂いをプンプンさせる高座は終了。次回は『さ行』に挑戦。できるかな。お楽しみに。バイバイピ~
  

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2023年07月12日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その7
『あ行』の世相

 今回の高座は、「あ行」で始まる世相を考えますとの口上。例によって、古びた黄色いコクヨノートを手に高座の始まり始まり。

☆あ 愛のコリーダという1976年という昭和の時代に公開された映画ですが、その描写の激しさからハードコア・ポルノとして評判になった。と言っても肝心な部分はカットされるか、ボカされたようだった。でも男女の愛情、痴情、もつれなどが表現された芸術作品であったが、最近の男女関係の痴情のもつれの果ては凄まじいものがあり、殺人に至るケースもある。お~怖わ。小生は、愛に凝り~たですわ。

☆い イワシが不漁とか。庶民の味方はどこにいったのか。地球温暖化が原因と言われるが、よく分からない。帰ってこ~いよ。

☆う ウナギの季節。土用の丑の日(2023年は7月30日)がやってくる。うなぎの蒲焼やうな重の値段が高く、庶民の口まで届かない。国や自治体の補助金もない。せめて匂いだけでもとは落語の世界の話。本年は卯年。小生は6度目の年男。ウサギと言うと、小生の記憶によると、昭和の時代の話だが、かつて坂田防衛庁長官が委員会答弁で、両腕をうさぎの耳のごとくかざして、情報収集に努める旨の答弁で質問を煙に巻き、大向こうを唸らせたことを思い出した。こうしたユーモアのある政治家が昭和の時代にはわんさといたものだ。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻や中国の台湾武力侵攻のおそれ、東アジアの不安定化に対し、現状は防衛費の増強、武器輸出などきな臭い方針が国民の意向を聞くことなしに政府決定されている。平和憲法を基本とする日本は一体どこへ行くのでしょうか。

☆え AIの時代。人工知能のこと。生成AIがチャットGPTを活用して答を出すとか。そこでこんな質問をしたら、どう答えるのだろうか。
問「うなぎの蒲焼やうな重が高くて食べられない。安く食べる方法はあるのか」
答(想定)「確かにうなぎの定食などが高騰している。庶民の口までなかなか届かないようだ。特に年金生活者には無縁の味となるだろう。どうしても、うなぎを食べたいという方に提案だが、「うなぎパイ」でガマンしなはれ。又はもっと稼いで本物を食べる努力を人間はしなはれ」

☆お 「お」の世相が思いつかないので、生成AIに質問をしたらどう答えるのか。
問(想定)「『お』で始まる世相はあるのか」
答(想定)「先ほどもくだらない質問をした方だね。自分の頭で考えても出てこない、くだらない質問は止めるように。アテは世界中から質問が押し寄せているので忙しい。どうしても聞きたければ、大阪のオバハンに聞きなはれ」
なんて答が出るのでしょうか。そこで生成AIに頼るのではなく、人としての誇りを持って考えた。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」(高杉晋作の句)でどうか。と思ったら、ある人から横槍が入り、「下の句もありまっせ」。調べてみると、京都の女性歌人で晋作の友人である望東尼が「すみなすものは心なりけり」と詠んでいる。ようするに、晋作の気持ち次第ですよと志士としての活動を応援しているのだ。この二人は「あ」の不純なカップルと違って、幕末の動乱の時代にあって、日本のあるべき姿を考え、世界に冠たる日本を目指していたのではなかろうか。晋作なら、今の日本の進むべき方向をどのように考えるのだろうか。晋作が守ろうとした日本は、情が濃やかで、美しく、温かき社会であったのではなかろうかと考える。

本日の高座は以上です。次号は「か行」をテーマとしたいと思いますが、できるかなあ。それでは、バイバイピー。
  

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2023年07月09日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その6
ライバルの研究
「自分を磨き、さらに大きく」

 高座も6回目となった。受講生は相変わらず少数だが、聴講しがいがあるようなテーマで、今回も行いますという口上のもと、昭和の時代から使用しているネタ帳ともいうべき黄色に変色したコクヨの大学ノートを取り出し、ライバルに関する研究の成果についての話が始まった。

 古今東西、人は競い合って大きくなってきた。いわゆるライバルだ。
 項羽には劉邦が、謙信には信玄がいた。思いつくままに述べると、
 西郷隆盛VS大久保利通
 清少納言VS紫式部
 紀伊国屋文左衛門VS奈良屋茂左衛門
 中原中也VS小林秀雄
 長嶋茂雄VS村山実
 栃錦VS若乃花
 チャップリンVSキートン
 ゴッホVSゴーギャン
 キャンディーズVSピンクレディ
 力道山VSルー・テーズ
 馬場VSアントニオ猪木
 ローリングストーンズVSビートルズ
 矢吹丈VS力石徹
 犬VS猫
 ・・・・・・・キリがないけど一触即発、切磋琢磨のライバル達。
「あいつには負けたくない」・・・憎み、認め合い、戦うことでライバル達は自分を磨き、さらに大きくなっていく。キミにライバルはいるのか。

「なにも人と争わなくても・・・わたしはマイペース」という方もいるでしょう。仕事であれ、趣味や芸術であれ、より高い目標を持ってやろうとすれば、良きライバルがいるといないとでは随分違うことだろう。仲良しでいくのも一つのやり方なら、あえてライバルに挑戦するのも方法だ。

ヤル気になる
 もともと人間は弱いものだから、楽なほうを選んでしまう。「まあ、こんなもんでええだろう」と。この安定志向をヤル気に変えるのがライバルだ。
 ライバルは実際に存在するから、「あいつには負けたくない」という気持ちは、人間の闘争本能の現れである。ただ単に「あいつを蹴落としてやろう」と思うだけだったら、それはひとりよがりに過ぎない。
 ライバルとの関係は自分が持つ十の力をさらに十二、十三に伸ばしてくれ、ともに向上できるかどうかにある。相碁井目(あいごせいもく・・・同じ事をしても腕前の上下にひどい差があることで、人に賢遇の差があることをいう。勝負事は相手と力が釣り合っていることが大切で、力に大きな開きがあるときには勝負にならない)ではライバルとは言えない。

ライバルの条件
 ライバルにはいくつかの条件がある。
① 自分の近くにいること。
② 自分より少し力が上だと思える相手であること。
③ お互いライバルと認め合えること。

 競争していくなかで勝つこともあれば、負けることもある。負けたからといって意気消沈することもない。そのときの自分の気持ちをどう処理するか、どう立ち直るかということを学び取るところにライバルの効用がある。

 以上で本日の高座は終了ですと言ったところで、受講生から質問ありの声。
質問「こじつけ先生にとってライバルは誰ですか」
先生は思わぬ質問にたじろぎながら、「わたしにライバルはいませんが、絶えず念頭にあるただ一人の方は「『おっかない(家内)』ですが、このことは内密に」との回答であったことを付記しておきます。では、またお会いしましょう。バイバイピー
  

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2023年07月05日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その5
会議は悔議!?

「会議」。大きなものから小さなものまで毎日どこかで開かれている。文字どおり、会して議することである。
 昭和の時代に社会評論家として活躍した故青木雨彦氏によると、会議にもいろいろあるそうだ。現代においても通じるところがあるので紹介しよう。
回議・・・責任をタライ回しにする会議
戒議・・・叱られてばかりの会議
怪議・・・怪しげな意見が通る会議
獪議・・・なんのことやらわからぬ会議
改議・・・会議が終わったあとで開く会議
壊議・・・決まったことをブチコワす会議
晦議・・・じつにもう、お先マックラな会議
悔議・・・出席しなければよかったという会議
快議・・・出席してよかったなあという会議

 じつにいろんな会議があるもんだ。サラリーマンは40%の時間を会議に使っているとのこと。なかにはどうでもいいようなものもあるかもしれない。
 近年は、コロナウイルス対策としてリモート会議が多用されている。そのやり方も、web会議、テレビ会議、電話会議があるらしい。国のコロナ対策の方針も、本年5月以降、社会経済活動の活性化やコロナウイルスの第5類相当により、対面での会議が復活しているが、リモート会議のメリット(どこでも開ける。交通費や移動時間の節約、働き方改革など)も捨て難い。労働環境に応じて、多面的な会議の開催ということだろうか。いずれの会議にしても、故青木氏によると、会議には「七つの大罪」というものがあるとのこと。
① ちゃんとした目的がない。
② 参加者が多すぎる。
③ 議題がないか、あっても不備だ。
④ 参加者が準備不足
⑤ 時間どおり始まらない、終わらない。
⑥ 議長の議事進行が下手だ。
⑦ 会議の結論が不明確だ。

 こんな会議だったら、時間のムダ使いといえる。特に下手な議事運営は目も当てられないくらい悲惨だ。例を挙げると、
ⓐ 会議のはじめに目的を伝えていない。
ⓑ 時間どおりに始まらず、終わらない。
Ⓒ 細かい討議に入る前に方向性の一致を確認しない。
ⓓ 個人間の対立をコントロールできない。
ⓔ 優先度の高い議事と低い議事の時間の割当が不適当だ。
ⓕ 議題からそれた意見や人をあざむくような意見を管理できない。
ⓖ 会議が堂々めぐりになる。
ⓗ 会議の結果を要約できない。
 
 あ~ぁ、ため息がでるような会議はゴメンだ。
 息抜きを兼ねたノミニケーションみたいな会議は大賛成。誰か開いてくれないかなぁ。

以上で、今回の高座は終了です。またのお越しをお待ちしております。木戸銭をお忘れなく。バイバイピー
  

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