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mc1397

2023年07月27日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その11
『な行』の戒め

これはあまり知られていないことだけど、ヒラサラリーマンのための「な行」の戒めなるものがある。これがまた面白いんだよなぁとの口上。例によって、ネタ帳の古びた黄色いコクヨノートを手に高座の始まり始まり。

☆な 職場の女に手を出す
「手近なところで手を打とう」なんてコソクな考えは止めなさい。女房一人でも持て余しているのに、何も会社でもう一人の女を持つこともない。大体、女性は監視が好きなのだ。家庭で見張られ、会社でも見張られてちゃ息が抜けない。そこでヨソで女を作らなきゃ息が抜けない。そこでまた見張られて・・・だからボクは女房一筋。ちなみに小生は社内恋愛である。

☆に 公金の使途は明確
 私的金銭の使途は女房さえごまかせば明確でなくても構わない。しかし、公金の使途は明確にしないと大変なことになる。会社や行政組織の公金を使い込み、バレて告発・逮捕・起訴される事例は数多ある。
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」という大盗人の石川五右衛門の辞世の歌。“浜の砂がたとえ尽きることがあろうとも、この世の中に盗人がいなくなることはない。なぜなら盗人の種が尽きることがないからだ”という意味だ。ちなみに石川五右衛門は「釜ゆでの刑」に処せられたとのこと。400年以上経った現代も変わらない。むしろ宝石店や時計店などを白昼堂々と押し入る犯罪が多発している。闇バイトで募集された若者が唆されて犯行が行われている。実行役、指示役の上部の主犯は誰か分からない仕組とか。石川五右衛門は現代の犯罪を見て、盗人の良心に反すると思うのだろうか。怖い世の中である。

☆ぬ 仕事に厳しく身を律し、弱みを作ってはなら
 弱みを握られることを世間では「アイツの○○タマ」を握ったと昭和までの人間は言うそうな。上役であろうと部下であろうと、弱みを握っても握られてはいけない。握るのは愛する妻だけでいい。

☆ね たむよりねたまれろ
 人間は、ねたむようになると、人品骨柄がいやらしくなる。反面、ねたまれる人間はどこか輝いている。かつて大分県が一品一村運動を行って、全国的に有名になったが、会社や行政、市民団体などの組織も一人一芸運動を繰り広げてはどうか。将棋でも碁でも、園芸、スポーツ、カレー作り、カラオケなどこれだけは負けないという特技を持とう。芸は身を助けるというではないか。
(後日談であるが、受講生から「こじつけ先生の特技は何か」と聞かれ、先生は「七色仮面」と答えたそうな。その心は、ある時はこじつけ先生、ある時はモノ申すオジサン、ある時は源さんである。あとの四つは・・・公言出来ないとのことです。聞いてみたいなあ)

☆の んでも乱れるな
 これはもうアタリキシャリキのこと。「酒の上のことだから」はサラリーマンの世界では通用しない。大体テキは酒を飲ませてこっちのホンネを聞き出そうとしているのだ。そこで乱れるなんて下の下ではないか。上役にしてみれば酒を飲んで乱れる部下はカワイイ。なぜなら彼らは酒を飲ませておけば適当に乱れるし、酒さえ飲まさなければマジメに仕事をするわけだ。これほど飼育しやすい部下はいない。これは昭和の時代の話で、平成以後、ICTの進化、交際費や管理職手当の減額、最近は物価高による家計直撃の余波を受けての小遣いの減額など先立つものが寂しい限りだ。飲んで乱れたいと密かに思いつつ昔を懐かしんでいるオジサンに心の平安はない。

 こじつけ先生のボヤキです。今思えば、小生が現役当時、口頭注意から始まって、文書注意、訓戒、戒告という戒めの日々だったな。幸いにして、減給、停職、免職という最悪の処分はなく、無事定年を迎えられたことでよしとしようとこじつけ先生は半生を振り返ったとのこと。しかし、褒められたという記憶はないね。人間なんて、感謝状一枚で、オレの頑張りが認められたぜ、明日も頑張ろうって単純に考えるから、費用をかけずに働かせるいい方法の一つが表彰制度だよね。表彰は前向きなヤル気を引き出し、人を元気にさせる不思議な力を秘めている。人は褒められると嬉しくなる。なぜ嬉しくなるのかと言うと、自分という存在が認められるからだ。認められるという「承認」がヤル気や元気の源泉になる。なんか、くどい内容になってしまうので、本日はこれにて終了。次回は「は行」か。はぁ・・・ため息が出るけど何とかなるでしょう。バイバイピ~

  

Posted by mc1397 at 09:53Comments(0)TrackBack(0)