QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
mc1397

2023年08月11日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その15
特集こんなにある○○症候群

 ストレスやイライラが募る現代病ともう言うべき症候群。寒さと暑さから解放されて、精神のバランスが崩れるから、春と秋は特に心の病の季節といわれるが、現代では一年を通して発症している。以前、本高座その13で予告したとおり「特集こんなにある症候群」を今回の高座で取り上げるとの口上。
 一昔前、マスコミはおもしろおかしく「○○症候群」とネーミングした。一体どれくらいあるのか、黄色いネタ帳であるコクヨノートから引っ張り出してみた。さて、アナタはいくつ該当するのだろうか。ただし、これを理由に休まないようにしてください。責任は持てません。

☆青い鳥症候群
 青い鳥を探すように理想の職場を求めて転職を繰り返す。非正規の罠に陥り、元に戻ることはできない。かつて優等生タイプに多いと言われたが、近年は誰でも陥るようだ。

☆ちびまる子ちゃん症候群
 TV「ちびまる子ちゃん」を見ていると、温かな家庭にあこがれ、月曜日に遅刻や欠勤をする。一人暮らしの女性に多い。

☆超高層ビル症候群
 25階以上のオフィスでは頭痛、めまい、吐き気を催す。大企業系に働く若手に多いようだ。ベテランは超高層ビルのオフィスから地方に排除されるので無関係。中小企業系も超高層ビルにオフィスが無いので無関係。

☆ピーターパン症候群
 ピーターパンのように大人になりたがらず、社会に溶け込めない。結婚願望を持たず、異性と接触することが無い人に多い。

☆ヤマアラシ症候群
 エゴイズムをむき出しにして互いに傷つけ合うような状況を嫌って孤独になる。今、問題になっている○○○モーターズであった「ボケ、カス、解任」暴言のような「人を大切にしない」企業は解散、消滅してほしい。

☆出社拒否症候群
 登校拒否の大人版。精神的に未熟で依存心の強い人は要注意。

☆プリッグ症候群
 手を何度も洗う、便座に座れない、自分の体質が気になるなど不潔恐怖症のことだが、新型コロナウイルス感染症が流行しているときの予防として、コロナ禍前より過度に手洗いや手指消毒をしているが、これは模範的でもある。精神的な病的症状と呼ばれるもののうち、社会の状況に適合する場合もある。つまり病的かどうかは社会に適合するかどうかを区別するにすぎないという考え方もある。

☆サンドイッチ症候群
 中堅サラリーマンを襲ううつ病。上司と部下の狭間の人が危ない。特に責任感の強い人は気を付けてね。

☆新サンドイッチ症候群
 前述のサンドイッチ症候群は職場で発症するが、新サンドイッチ症候群は家庭で発症する。そのメカニズムは妻と夫の力関係で発症する。

☆朝刊症候群
 朝刊を読む気がなく虚脱感に襲われる。自己を叱咤しながら頑張るタイプが疲れたときに起きるが、最近はスマホが朝刊替わりなので、この症候群は消えつつある。

☆身だしなみ症候群
 現代社会のスピードについていけず、朝から無気力で夫や子どもの世話をせず、自分の身だしなみも気にしなくなって、うつ状態になる女性(主婦)。味噌汁に髪の毛が入るようになったら要注意。現代人は精神のバランスが崩れ、「こころの病」に侵されているようだ。

☆昇進うつ病症候群
 昇進後、周りの期待に応えようと意識するあまり責任過剰になってうつ状態へ。しかし、近年は幹部への昇進を望まない方が増えているとか。現代は転職を促すCMが盛んに流されているので、ヤバいと思ったら即転職してしまう風潮なのかな。労働の考え方が昭和世代と随分変わっているのだろう。

☆ゴキブリ症候群
 家族が寝静まった頃から起き出して、お菓子を食べたり、飲酒したり、意味のない行動をする。

☆ICT恐怖症候群
 昭和の時代からOA化が始まり、今やICT知らざればサラリーマンにあらずの世界。急速に進むICT化についていけず、一人ウロウロして悩むおじさんが危ない。

☆飛行機雲症候群
 どうでもいいことに振り回され、仕事に精が出ない。いつも飛行機雲のような空しさだけが残る。キャリア志向の女性に多い。

☆過敏性大腸症候群
 神経過敏が大腸を刺激し一日何回かトイレに駆け込む。通勤電車や会議中にもよおす場合が多い。

☆微笑うつ病症候群
 勤勉実直タイプがうつ状態を隠すため、いつもニヤニヤする。

☆休日神経症症候群
 会社を休むこと自体が不安、苦痛になり、イライラする。誰もいない会社に出勤する。遊べない人は注意。

☆上昇停止症候群
 出世コースから外れたとき、自分の限界を知り、無気力になる。エリート意識の強い人に多い。

☆座りきり症候群
 動く、立つ、歩くことが億劫になり、一度座ったら二時間でも三時間でも動かない。何かに不満があってこうなる。逆に一日中出歩く人もいる。

☆がんノイローゼ症候群
 何でも「がんでは?」と疑う。不安になる。結局ストレスをためてノイローゼになる。

☆空の巣症候群
 子どもの成長だけが生きがいだった専業主婦が、子どもの独立後、情熱を失ってうつ状態になる。この時点で、夫は単なる同居者に過ぎなくなる。共働きが普通になっている近年、この症候群は忘れられつつある。

☆帰宅拒否症候群
 家に帰っても粗大ごみ扱いを受け、孤立感に陥り、居場所がなくなる。いつしか家に帰るのが嫌になってしまう。

☆燃え尽き症候群
 仕事一筋できたモーレツタイプの人が突然燃え尽きたように仕事への意欲を失う。典型的な昭和の時代のうつ病だが、なんか哀感が漂う。

☆夕鶴症候群
 周囲の期待に応えようと骨身を削って仕事をし、弱音を吐かない女性に多い。隠れて自分の羽を一本一本抜いて機を織る民話の鶴のように、献身的に働きながら、ついに自己を失う。女性に対する仕事への期待があまりなかった昭和の時代にあって、パイオニア的に働く女性がいたからこそ、女性の地位の向上、女性の活躍と言われる今の時代に繋がっている。

 思いつくままに昭和の時代を振り返りながら、仕事や人間関係からくるストレスによる精神のバランスの崩れ、そこから発症するうつ病の症候群を上げてみたが、現代でも通用するのではないか。小生の場合は、なんでもこじつけるという「こじつけ症候群」にり患しておりますが、そのはけ口が本通信であります。ではまたお会いしましょう。バイバイキーン


この記事へのトラックバックURL