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mc1397

2023年06月08日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その2
「行政の法則」


 こじつけ先生は、ある市役所の公務員でしたので、その経験から「行政の法則」を編み出しました。と言っても、ほとんどが自身の経験に基づくものです。どうぞ、ご笑覧あれ。

仕事編
・文書は、いつも同じところを間違える。
・間違える原因は、たいていコピペである。
・細かい間違いほど発見されやすい。
・大きな間違いほど発見されにくい。
・一口で言えることも、非常に複雑に表現する。
・役人は、お互いに仕事を作り合う。
・今日できない仕事は、明日もできない。
・仕事と給料は、比例しない。
・仕事は、ヒマな人に頼まず、忙しい人に頼め。
・物事をなすには、次の三種類がある。
① 自分でする。
② 誰かがする。
③ 誰もしない。
・仕事と紙の消費量(あるいはデータ消費量)は比例しない。
・「トップの意向ですが」と言えば、無条件でとおる。
・責任転嫁が先で、仕事は後回し。
・命令が多いほど、仕事は失敗する。
・命令がないと、仕事は進まない。
・意識、無意識の違いはあっても、誰でも法令や条例違反を犯し、逮捕される可能性がある。
・仕事の主観的評価はできても、客観的評価はできない。
・勤務時間の60%は仕事に費やされ、残りは何となく過ぎている。
・難しい仕事は、先に延ばされ、忘れられる。
・会議は、必ず定時に終わる。
・データとして保存してある文書は見ることがない。しかし、消去すると必要となる。
・組織で増えるものは、予算と人とゴミである。
・面倒な仕事は、定時直前にやってくる。
・歳入も歳出も競争しあって増えていく。
・住民には弱いが、市民には強い。
・パソコンを開けば、仕事していることになる。
・机の上の書類は減ることがない。
・机の上に書類があふれても、プライベートの写真はどこかにある。
・デスクのプライベートの引き出しには、必ずモグモグタイム用のお菓子がある。

人編
・モテない男は、何をしてもモテない。
・出る杭は打たれる。
・出過ぎた杭は抜かれる。
・忙しい人は、いつも忙しい。ヒマな人は、ヒマつぶしで忙しい。
・遅刻する人は、いつも遅刻する。
・近い人が遅刻する。
・ヒソヒソ話は信じやすい。
・酒飲みの口調は「ちょっと一杯」
・「ちょっと」だけの一杯はあり得ない。
・公務員は、病休予備軍である。
・組織の長は、会議に出席したり、書類にハンコを押す仕事しかない。しかし、ハンコ不要や電子処理により、その存在感はなくなりつつある。
・権力者から人が小さく見え、人から権力者が大きく見えるような組織は、先が明るくない。
・権力者は、大物ほどからかわれても動じない。
・タバコを止めるのは簡単だが、再び始めるのはもっと簡単である。

その他編
・机の引き出しの中で増えるものは、家に持って帰れない写真である。
・硬貨は落ちると取りにくいところへ転がっていく。
・競馬で負けたら、パチンコでも負ける。逆もまた真なり。
・金持ちは本命を買う。貧乏人は大穴を狙う。

以上、こじつけ先生が地方公務員時代の体験から編み出した「行政の法則」ですが、万人に適用されるとは限りません。念のために申し添えておきます。では、次回の高座でお会いしましょう。バイバイ ピ~


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