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mc1397

2023年11月14日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その38
子どもたちを健やかに育てるために
 大切なのは親の生きる姿勢

 こじつけ先生は、孫育が家庭内の仕事の一つです。孫たちには、こじつけなどということは言いませんが、健康に賢く育ってほしいと願っています。今回の高座は、子育てをテーマに始まり始まり。

 親が子どもを育てるとき、健康であれ、賢くあれと願うわけだが、本日は「心を育む」ということを高座する。
 「健やかな心」を育てたい・・・と誰しも思うが、現実は全くそれとは程遠い世の中の状況がある。ICT社会が進展するなかで、格差がさらに拡大しているように感じる。正規と非正規、日本を支えてきた中間層の崩壊、富めるものと貧しいものの両極化、物価高、大企業と中小企業の給料格差、介護職などの公定価格の低さ、地球温暖化による災害の多発化など自然の破壊・・・小中高の子どもたちまでもいじめを恐れて、人の心の痛みを思いやるより、上下関係(先輩、後輩とかの)、先生との関係に心を使っているとか・・・自然も人もおかしくなっている。なぜか、それは世の中を動かしている人間がタワケだからだ。

ものに感じる心を
 あなたは「お宅のお子さんステキねぇ」と言ってもらいたいと思いませんか。他人の目からよく見えるそんな我が子を期待していませんか。親の見栄なんですよ。そして、我が子だけ良ければとか、我が子だけは別・・・と考えていくようになって、子どもの・・・というより、人間の本当の姿、すばらしさを忘れてしまうんですね。
 本当の人間のすばらしさというものは、ものを感じる心を持ち、探求心、工夫する心、興味、やさしさ、向上心、哀しみ、怒り・・・それを持ち続けることです。
 我が子だけ世の中と無縁では暮らせません。では世の中に子どもを送り出していく親はどうしたらよいのでしょうか。まず、親が賢くならなければいけない。そして人間を一人一人賢くしていかなければいけない。「賢く」といっても成績が良い悪いということではない。世の中の評価に振り回されない親になることだ。

評価に不安がるな
 世間の評価に不安がっている人がいます。自分の人間としての生き方に自信がなくて、人の目ばかり気にする人。「○○ちゃん、ちょっと遅いんじゃない」。こう言われただけで「もう我が子はダメな子」と落ち込む。親は良い子に育てようと必死です。でも我が子が見えていない。子どものことより自分のことをしっかりしろと言いたい。
 正しい人のあり方、本音の生き方をしっかり子どもに見せてやってほしい。もちろん、これでいいの?と不安になることもある。そんなときは長いものに巻かれろ・・ではなくて、これでいいのか?という思いを話し合える仲間が大切だ。子どもを育てるとき、立派にしようと育てないことだ。その子の生きる力として何が大切かを教える。
 まず、0~1歳の子。何が良いことか悪いことかをしっかり教えること。体でダメなことを覚えさせる。のびのび育てることと、叱らないことを混同しないこと。
 2~3歳の自我の形成期には、子どものいろいろな思いをしっかり受け止めてやりなさい。自分と他人の別をしっかり身に付けさせ、他人に迷惑なことをしてはダメと正しく教えること(親が恥ずかしいからとか、他人が叱るとかはダメ)。
 4~5歳になれば、もうひとりの人格を持つ者として、対等にぶつかり合い、傷ついたり仲直りをしたりという友達と同じような関係がのぞましい。親の要求を子どもにだけ押し付けないで、同じ要求を自分にも課して親も成長してください。

他人の心をわかる子に
 親として、それは苦しい生き方ではあるけれど、その苦しい生き方を貫くなかで子どもが育ったとき、今の競争や格差でつぶされそうな世の中が少しは変わっていくような気がする。自分を知ってる子は他人の心をも分かる子に育っていると思う。
 子どもをどう育てるか・・・子どもは本来生き生きとする力(生命力)を持っている。そして、遅い早い、興味のあるないはあっても、同じ道筋を通って発達していく。もちろん育つための土台はいるけれど、本当に大切なのは親の生きる姿勢と思う。

 こじつけ先生は自省しながら本稿をまとめた。できればやり直しをしたいと思ったが、それはできないこと。故に現役の人たちへ伝えることが自分の役目と思ったとさ。ではまたバイバイキ~ン
  

Posted by mc1397 at 09:59Comments(0)TrackBack(0)