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mc1397

2023年11月23日

モノ申すオジサン物語

モノ申すオジサン物語パート5
女の子がキレイな町は発展する

 モノ申すオジサンことモノジーは今日もチャリオ君に乗って、こころ旅の火野正平になったかのように役所へ。自称オンブズマン又はチェックマンであるが、人は「昔語り人」と言う。まあ、どちらでもいいけどね。今日はなぜか本をぎっしり入れたバッグを持っていない。役所の1階のロビーでどこの部署へ行こうかと思案中のところ、役所内でミニコミ紙を出しているという職員がやってきた。
 モノジーは「また、君か。先だっての幸福会社の話をミニコミ紙に載せたってね。反応はどうなの?」
「なんせ30数年前の本でしょ。今ではその本を探しても無いようですが、その内容は僕ら地方公務員にも遺伝子のように伝わっていますよ」
「ナニ?遺伝子だって。どういうこっちゃ」とモノジー。
「要するに、市役所は市民の役に立つ所というのは僕らにとって当たり前のこと。それをどう実践するのかが大切なこと。それが僕ら職員の認識ですね。モノジーさんのネタはそういう意味で再認識させたということで意義深いものとの評判かな。ところで今日のネタは?」
「キミね。ネタネタっていうけど、寿司屋じゃあるまいし、トロとかイクラとかホタテっていうように、高価な貴重話が右から左にでるものとちゃうぞ。でもな、本は持ってきていないが、とっておきの話をしよう」と始まった。

女の子が着飾って歩けるハレの場
 テーマは、「女の子のキレイな町は発展するまち」という話だ。このまちは縄文時代から人が住みついていたらしいが、まちの雰囲気が閉鎖的、保守的なところがある。今や、若者の茶髪は当たり前、オバサンの頭など紫とかオレンジとかで賑やかな時代だが、まだまだ開かれていない。言ってみれば、幕末当時の日本みたいかな。寛容度が低く、オープンでない。女の子が着飾って歩ける空間(ハレの場)がまちにあるのか。デートする場があるのか。若者文化の観点が抜け落ちているのではないか。だから、若者は偉大なる田舎的大都市名古屋に目を向けるのではないか。若者に魅力あるまちづくりの視点が重要と思うぞ。
 キレイな女の子が行ってみたいと思うような、おしゃれなまち、インスタグラムに投稿したいようなインスタ映えするものを風景として創造したり、お店で開発するなどのまちづくりに取り組んでほしいぞ。女の子が集えば、男の子が集まるのも自然の為せる技だ。このまちの呼び声である「桜まつり」も毎年、同じことの繰り返しでリターン客は期待できない。同じことでもいいけど、工夫が足らない。そこにコスプレを入れてはどうか。とにかく若者、特に女の子が行ってみたいと思うような仕掛けをキミたち職員が取り組むべき課題、以上だ」
「幕末と現代は比較できませんが、若者文化や女の子の集客については一考できますね。まちに活力をもたせるには若者に視点を置いた施策が必要という点では一致できますね。でもね。キレイな女の子という表現は慎重にしないと差別的と言われます。ミニコミ紙のネタにできるかどうかは別にして、担当にその考え方を伝えておきます」とミニコミ職員は仕事に戻った。
 残されたモノジーは何とかハレの場がまちにあればな。あれば毎日行くけどな。職員をその気にさせるネタを仕入れねば・・・と思ったとさ。

  

Posted by mc1397 at 12:01Comments(0)TrackBack(0)