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mc1397

2023年09月15日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その26
裏派的発想の研究
 物事には裏がある

 表、裏といっても、お茶の作法の話ではない。物事の解釈のことだ。今回のテーマは裏の話を諸君にしようとの口上で、高座の始まり始まり。

 世の中にはいろんな人がいる。例えば「あの人はいい人だ」と言う言葉を普通の人は額面どおり『人柄のいい人』と受け止めるが、物事の裏を読む人の解釈は違う。裏派的人間は「あの人はお人好しだ。めでたい人だ」と受け止める。人それぞれ見方考え方は十人十色とはいえよう。ここで紹介するÒさんは一見ごく普通のサラリーマンだが、普通の人とちょっと違うのは思考方法。Òさんは「物事には全て裏がある。裏をみなきゃ、真実の姿は見えない。世の中の理(ことわり)を裏からも斜めからも見る」という信条を持っている。
 最近の出来事の裏事情を聞いた。

☆第2次岸田再改造内閣について
  新入閣が11人とか、世襲議員が40%とか、女性閣僚が2人から5人に増えたとかいろいろ取りざたされているが、最大のミステリーは林外相の退任だね。中国など国際情勢が厳しい上に、G7サミットの議長国としての重要な責務がある中、なぜ退任させたのか。政治アナリストは、林芳正議員が参議院議員から衆議院議員へ鞍替え直後に外相に抜擢されたが、ポスト岸田の後継者としての経験を積ませるため、岸田派の閥務をやらせることではないかと分析しているが、そんな甘いものではないだろう。岸田首相は不祥事により首相秘書官を更迭せざるを得なかった息子を再び政治の世界へ登場させるため、林氏を踏み台にさせるつもりではないか。政治の世界では裏読みができないと干されるね。

☆MLBエンジェルスの大谷はなぜ欠場しているのか。
  右ひじじん帯の損傷で今季の登板はなくなったものの、打者としての活躍を期待されながら、バッティング練習で右わき腹を痛めて欠場している。監督は「明日にも出場」を繰り返すが、一向に試合に出場していない。なぜか。球団の思惑がある。大谷の欠場で浮いた枠を来シーズンに向けて若手を育成するために活用するとともに、大谷のFA(フリーエージェント)移籍について、故障によって契約率を低下させることで、球団が囲い込んで利益(大谷ファン、グッズ販売など)を確保したいとの思惑があるらしいぞ。

☆インボイス制度
消費税は儲かるものなので何でも儲けてやろうという消費税産業化を狙う経済界と政界の陰謀である。

☆松坂肉
  松坂肉がおいしいのはうまみ調味料を食べさせているからではないか。

☆蚊取り線香
  蚊を撲滅できないのは蚊取り線香会社が本気になっていないからだ。

☆サザエさん
  サザエさんが作品でバーゲンセールを扱うのは物価が安いと思わせる政府の陰謀だ。

 ざっとこんな具合に裏事情を解説してくれたが、「よく分からないって。アッハハハ裏事情ですから分からないのが当たり前だよ」と煙に巻き、根拠の説明はなかった。Òさんに言わせると、頭の良い人は物事の裏が読めるそうだ。だから自分は頭が良い(とÒさんは言わなかったが)と思っているみたい。そこでこじつけ先生は不思議に思っていたことを口にした。
「Òさんが出世できないのは何か裏事情でもあるんですか」
(Òさんは絶句したまま何も語らず)

 こじつけ先生の高座は煙に巻くような内容でしたが、楽しんでいただけましたでしょうか。お後がよろしいようで。ではまたバイバイキ~ン
  

Posted by mc1397 at 18:01Comments(0)TrackBack(0)