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mc1397

2023年09月18日

こじつけ先生処世術高座

こじつけ先生の処世術高座その27
 ご用とお急ぎでない方もある方も、一期一会のご縁でお聞きくだされとの口上で、高座の始まり始まり。

アフター5
 仕事は本来つらいもの。やり遂げたという充実感もあれば、打ちのめされるときもある。好不調の波を乗り切るために一日の疲れを持ち越さないことが大切。午後5時以降をどう過ごすのか。
Aさん「大体パチンコ。稼ぐときもあれば逆のときもある。逆の場合が多いかも。大当たりの快感が忘れられず、熱中すると頭の中が空っぽになり、嫌なことを忘れる」
Bさん「普段はそのまま直帰。晩酌をやり、テレビを観てゴロンとする」
Ⅽさん「本屋といってもブックオフだけど、数年遅れの話題本を買う。新刊本はガマン」
Ⅾさん「犬の散歩。自分の健康にもなる。歩きながらいろいろ考えごとをすると、ユニークな発想が生まれる」
Eさん「上司、同僚との付き合い。情報交換やハケ口になるが、相手を見て使い分ける。疲労回復にはならんよ」
 アフター5も様々だけど、サラリーマンすべてにアフター5があるわけではない。帰宅しても、一人で夕食のケースの方も多い。
疲労回復はいわば脳に休息を与えること。①睡眠 ②酒 ③歌、踊りなどのリズム ④勝負事、脳はこれらを私たちに求めている。ただ単に身体を休めることが疲労回復ではない。もっと遊びなさい。しかし、お金がいるなあ。

人間関係
☆中間管理職の悩み
 ある調査によると、中間管理職の悩みの第1位は人間関係で約28%、次いで自分自身の健康状態が約19%、チームの業績・成果が約12%、自分の将来が約8%などのようで、こうしたことから、中間管理職は社内(上司と部下、他部署との調整)や取引先、チーム内の対応に追われていることが分かります。

☆上司との関係
  ケンカして勝てるわけないから逆らっちゃいけないよ。「ハイ、おっしゃることはごもっともです」の一言。時には「そうですか。そんなやり方もあるんですね。さすがですね」とヨイショすると覚えもよい。

☆同僚との関係
  力関係が接近しているから関わりも慎重に。自分より力が低いものに常にそのことをはっきりさせること。自分と同等か、それ以上の力のある者に対してはバカにされないようにしたほうがいい。会議でも相手の考えを先に出させ、有効に反論できるようにし、自分の優位性を主張すること。

☆目下との関係
  自分が上だからといって権力的になってはいけない。アメとムチの使い分けを。時にはおごって恩着せがましくする。

☆女性との関係
  「あたらずさわらず。つかず離れず」が基本。後はノーコメント。

☆上司の苦悩
  「出る杭を叩いて上司上を見る」という格言がサラリーマンの間にあったそうだ。
  組織活性化のキーワードは中間管理職のヤル気。昭和の時代の高度成長期では、一定年齢になれば、誰でも与えられていた上司の地位も、失われた30年を経た今では厳しい選抜の末に手に入れる時代だ。しかもその地位を維持するために出る杭を叩き、「殿上人」への気遣いも人並み以上にやらなきゃならない。ついついその反動が職場に出る。
反動その1
 いちいちスタッフを集めては仕事の進行状況を聞きたがる。かと言って何かアドバイスをするわけじゃない。単に部下に囲まれる雰囲気が好きなのかもしれない。
反動その2
 管理職は部下を温かく見守っていればいいと達観してしまって何も仕事をしない。
反動その3
 部下のミスはきちんと上司に伝える。もちろんこの一言を付け加えて。「私は一生懸命ですが、部下の出来が悪くて」
反動その4
 管理職は残業しても手当が付かないので定時に帰る。

☆上司は部下のどこを評価しているのか。
 当たり前のことを当たり前にやってくれる人。上司にとっては、「時間厳守」「資料をきちんとまとめる」「会議の準備はきちんとしておく」など、当たり前のことを当たり前にやってくれる部下が評価されやすい。ごますりやヨイショは、昭和や平成の時代を過ごした50代・60代の人にしか通用しないようだ。

☆物差し
  人生で何が難しく面倒かというと人間関係。上に記したけど、特に職場の人間関係はなぜ難しいか。それはタテ、ヨコ、ナナメと複雑怪奇。あちらを立てればこちらが立たず。とうとう夜の方もダメという御仁もいるようだ(誰とは言わない)。
 仕事の進め方など議論百出しても、一致点が見い出せず、最後はとうとう「アンタの好きなようにやれ」「オレの勝手にさせてもらう」ことになる。
結局。物差しの違いなんですね。言葉を変えて言えば、価値観の相違。自分の主張だけをして相手を認めない姿勢では、一致点は見い出せない。
 孔子曰く「他人を理解するのは難しいが、自分を周囲の人達に理解してもらうのはさらに難しい」。

 今回の高座は、いかがでしたか。やはり人間関係は難しい。だからこそ面白いとこじつけ先生は考える。ではまたバイバイキ~ン。
  

Posted by mc1397 at 09:24Comments(0)TrackBack(0)