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mc1397

2023年09月22日

雑談の広場

雑談の広場その4
おしゃべり人間の犯罪
  古い話で恐縮です。元朝日新聞記者で作家、ジャーナリストの本多勝一氏が、おしゃべり人間の犯罪について、かつて次のようにある雑誌に寄稿していた。
「おしゃべり人間は自分がとめどなく話すばかりか、最も問題なのは、他人の発言中に話を強引かつ無礼に奪いとって中断させる点にある。(略)時間はすべての人々にとって物理的に公平・平等だ。おしゃべり人間は、そこに同席する人に公平に与えられた時間を盗むに等しい。一人だけ大きなパイの分け前にあずかろうというのだから。これは″犯罪″ではないか」と憤慨していた。
 おしゃべりそれ自体はその人の個性みたいなものだが、問題は話す相手とのバランスだろう。
 会議の席上、論点ズレで中身もなく、おしゃべりされたらかなわない。それが上役だったら、もう居眠りするしかない。電話のおしゃべりもイカン。特にスマホでの電話料金(通信料)は高いので、5分以内に済ませないと翌月の請求が怖い。ほら、身近にいませんか。短く話せばすむ内容を不必要に長く、しかもスピーカーにして大声でいかにも「熱心に仕事をしているフリ」の人。
 声とか肌とかカラダに関することはなかなか忠告しにくい。それ故自らの犯罪に気付かぬおしゃべり人間よ、自分がしゃべっているときは周囲の反応に注意してほしい。

年をとる 中年三語
 男は年を意識するようになった。男にそう思わせる出来事が重なった。
 男は朝、トイレで時々独り言を言う。自分では無意識にだ。特に宴会とか仕事がうまくいかない翌朝、「バカなことをした」「あぁもういやだ」など口走るそうだ。ある日、子どもから「お父さん、トイレで誰かと話してるの?」と言われ、ハッと気付いた。
 またこんなこともあった。スーパーへ買い物に行った折、ある人とすれちがった。どこかで会ったような気がしたが思い出せない。会釈をしてごまかそうとしたが、相手はけげんそうな顔付きだ。相手の奥さんは「誰?」と聞いていた。向こうの男は「知らんなぁ」。男の家内も「誰?」と聞く。「どっかで会ったと思ったが、間違えたかなあ」「あなたも年ねぇ」
 年をとれば誰でもあるようなことだ。物忘れは老化の表れ。まず固有名詞を忘れ、次が普通名詞、形容詞、動詞の順で忘れ、最後に家内や家を忘れるのだ。
「やあ」「どうも」「また」でごまかす。これを中年三語という。
 ついでにオバサンは「どっこいしょ」を追加するみたい。

ニアミス
 ある心理学者の分析によると、人間同士の距離は45センチから1メートル50センチだそうだ。親しさによってその距離がかわるというわけだ。好意の度合いにより20センチ、10センチ、そしてハグとなる。
 よくオジサン同士が内緒話みたいに″耳打ち″をしている光景を見かける。そしてニャッと笑う場面も。あれはどう見てもマトモな話ではない。競馬かパチンコか女性のことか。これはお互い共犯意識を持っているので45センチ以内の距離となる。
 45センチの一定の距離を無視する人がタマにいる。相手の迷惑を顧みずにどんどん接近しニアミスまでいく。相手はこのニアミスを避けるため話を早く切り上げにかかる。そしてニアミス男の話を受けてしまうことになる。一つの作戦である。しかし、これで女性を口説こうと思っても、そううまくいかない。逆にもう少し近寄って話をしてもいいのにと思うが、2~3メートルの距離を取るひとがいる。コロナ禍では牛一頭分の距離が推奨されたが、5月8日以降の第5類相当の現状では、どの程度がいいのかしら。コロナはさておいて、距離は近すぎても遠すぎてもいけない。親しくても親しくなくても礼儀という距離が必要なわけだ。人間関係をソツなくこなす人は距離のとり方がうまい。
 ところで、配偶者との距離はどれくらい?
「まともに向き合ったことがないってか」・・・それが円満の秘訣かもね。
 
  

Posted by mc1397 at 11:17Comments(0)TrackBack(0)